【コラム】友人の話をうまく聴く「傾聴」を心がけましょう
- kinsei1924
- 2019年11月8日
- 読了時間: 1分
更新日:2020年12月8日
カフェで歓談中、AさんはBさんに
「ちょっと聴いて欲しいんだけど……」と、
相談を持ちかけられました。
Bさんは、少しうむき加減に話し始めました。
「仕事を辞めて実家に戻るかも知れない。
母が病気で倒れて心配で心配で」
日常会話だったら、「それはほんと大変ね。きっと回復するわよ。
応援するから、あなたも頑張って!」など、
同情したり励まそうとする人が多いでしょう。
しかし、実はBさんは同情や励ましが欲しいのではありません。
ただ、聴いて欲しいのです。
友人の話をうまく聴くには、Bさんの気持ちに寄り添って、
「仕事を辞めたいくらい心配でたまらないのね」など、
共感的に応えます。
Bさんの「今」の気持ちを大切にしながらアドバイスせず、
話をただ聴き、受け止めるだけで、Bさんは楽になれます。
これを傾聴と言い、相手の話を聴く基本的態度として
広く活用されています。

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